消費税とは
モノ・サービスを購入した際に課される税金である。消費税は代表的な間接税である。
※法律上の消費税においては、製造業者などが担税指定者となるが、実際には課税分が最終消費者に転嫁されることを前提として、ほぼ全てに課税される。
2015年2月現在、税率は8%(国税6.3%、地方税1.7%)。
消費税の種類
一般消費税:
一般のモノ・サービスを対象として課される消費税。 ※一般的に”消費税”とはこれを指す。
個別消費税:
特定のモノ・サービスのみを対象として,課される消費税。 ※たばこ税、酒税、ガソリン税など。
総合消費税(支出税):
一定期間の消費支出総額を対象として、累進的に課される消費税。 ※例外的に直接税である。
消費税の課税対象
基本的には有形・無形問わず、国内のほぼ全てのモノやサービスに課税されるが、以下のものは非課税。
- 土地
- 有価証券
- 預貯金の利子
- 行政手数料
- 保険料、医療費、助産費、車椅子費用
- 学校教育費用
- 居住用住宅の家賃(事務所用などの場合は課税対象)
- 切手、印紙、商品券
- 埋葬料、火葬料 など
消費税の納税義務者
課税対象となる取引を行っている個人事業者・法人。ただし以下の場合において免除される。
前々年の課税売上高が1000万円以下。
新規開業後、2年まで(前々年がないため) ※資本金が1000万円以下の法人に限る。
消費税の納税額
納付税額 = 課税売上に係る消費税額 – 課税仕入に係る消費税額
※基準期間における、課税売上高が5000万円以下の場合、原則課税の代わりに簡易課税制度の選択が可能。
消費税の確定申告期限
個人の場合:課税期間の翌年1月1日〜3月31日
法人の場合:課税期間(事業年度)終了の日の翌日から2ヶ月以内