46.不動産の有効活用

どくが君
不動産を有効活用するためのお話か〜。もしボクが大地主になったときには役立ちそうだね!
先生
大地主にならなくても、相続などで家を入手する場合もあるだろうから珍しい話ではないよ。今回はその方法を大きく分類してみたよ。

自己建設方式

土地の所有者が、建物の建設や賃貸業などの全てを自ら行う方式。

メリット
  • 収益は全て自分のものとなるので、収益性が高い。
デメリット
  • 専門知識が必要となる。
  • 手間やリスクがかかる。

事業受託方式

土地活用を業者(デベロッパー)に任せる方式。

メリット
  • 専門家に任せるので、自ら専門知識を必要としない。
デメリット
  • 業者へ報酬を支払う必要がある。

定期借地方式

一般定期借地権を設定し、土地を賃貸する方式。

メリット
  • 手間がかからず、資金も必要ない。
デメリット
  • 期間が長くなるため、長期にわたり土地の転用ができない可能性がある。

土地信託方式

信託銀行に土地を信託する方式。

メリット
  • 専門知識は必要ない。
デメリット
  • 信託銀行に報酬を支払う必要がある。
  • 収益保証がない。

等価交換方式

土地の所有者が、土地を提供し、デベロッパーが建物を建設後に土地と建物の権利を負担した割合によって分ける方式。

メリット
  • 土地を譲渡するので、資金負担が発生しない。
デメリット
  • デベロッパーと土地を共有することになるので、自由がきかない可能性がある。

※土地の全部をデベロッパーに譲渡する、全部譲渡方式と、土地の一部をデベロッパーに譲渡する、部分譲渡方式がある。

どくが君
自分で全部やる場合は、知識もいるし、リスクも高い。代わりに専門家に任せると、リスクは低いけどコストはかかるってことだね!
先生
今回、紹介していない方法もあるけど、代表的なこれらは覚えておいた方が良いだろう。次の章からの基礎にもなるので、ここでしっかり覚えてから先へ進むほうが良いよ。
勉強に疲れたなら一休憩!連絡先交換しなくてもチャットできる!「Offcha」をDL
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク