22.金融派生商品

どくが君
金融派生商品ってなんだか難しい言葉だね!
先生
たとえば、株式、債券、金、原油などの原資産の価格を基準に価値が決まる金融商品のことだ。それぞれ価値はガソリンの値段のように日々変動するんだよ。

金融派生商品(デリバティブ)とは

株式、為替などの原資産の動きに依存して、価格が変動する商品あるいは取引。

先物取引

将来の売買について、あらかじめ現時点で売買の価格や数量などを約束する取引。

  • 価格変動の影響を避けるリスクヘッジ。
  • 適正価格を定めるための商品価格の調整機能。
  • 商品の調達先や販路の確保。

オプション取引

将来の売買について、あらかじめ現時点で売買の価格を約束する取引。

  • 原資産を買う権利についてのオプションをコールオプション、売る権利についてのオプションをプットオプションと呼ぶ
  • オプションを取得する買い手はオプション料(プレミアム)をオプションの設定者(売り手)に支払い権利を収得する。

スワップ取引

将来受け取ったり支払ったりするキャッシュフローを交換する取引。

  • 将来の一定期間にわたって、円と外貨を交換する取引を行う、通過スワップ(クーポンスワップ)
  • 固定金利と変動金利を交換する取引を行う、金利スワップ

金投資とは

毎日価格の変動する金(ゴールド)を売り買いして利益を得る投資方法。

純金積立

毎日一定の金額で金地金を積立購入する金融商品の一種。買付はドル・コスト平均法を用いる。

  • リスクが低いが、リターンも低い。

地金型金貨

メイプルリーフ金貨(カナダ)、パンダ金貨(中華人民共和国)、カンガルー金貨 (オーストラリア)などを購入する。

  • リスクが低いが、リターンも低い。

金地金

現物の金地金(金の延べ棒)を購入する。

  • リスクが高いが、リターンも高い。

※基本的には、上記3つは譲渡所得とされるが、純金積立の場合で、個人が営利目的で頻繁に売却する場合は雑所得とされる。

どくが君
オプション取引とかスワップ取引とかなんか難しそうだね!金貨ならおじいちゃんが何枚か持っていた気がする!
先生
そこらへんは頻出ではないので、無理矢理覚える必要まではないだろう。金貨はリスクも低いし、持っている人はたくさんいるだろうね。でも多分、収集型金貨だね。今回のとはちょっと違うから興味があれば調べてみても良いだろう。
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