金融商品
銀行の金融商品
流動性預金:
満期がなく、常に入出金可能なもの。
- 普通預金
- 貯蓄預金
どちらも1円単位で入出金可能。変動金利である。
貯蓄預金は一定の金額を超えると、普通預金より金利は良くなるが、一定の金額以下だと、普通預金より金利が悪くなる。
定期性預金:
満期があり、一定期間に入出金可能なもの。
- 大口定期預金
- スーパー定期預金
- 定額複利預金
- 変動金利定期預金
- 期日指定定期預金 など
それぞれ預入の最低金額や最低期間、金利などの扱いが異なる。
信託銀行の金融商品
信託とは、お金や土地、建物などの財産を移転し、運用・管理を任せること。
- ヒット
ゆうちょ銀行の金融商品
流動性預金:
- 通常貯金
- 通常貯蓄貯金
どちらも1円単位で入出金可能。変動金利である。(銀行と同じ)
通常貯蓄貯金は一定の金額を超えると、通常貯金より金利は良くなるが、一定の金額以下だと、通常貯金より金利が悪くなる。(銀行と名前は違うが同じ)
定期性預金:
- 定額貯金
- 定期貯金
1000円以上1000円単位の固定金利である。
金融商品の税金
預貯金の税金
預貯金の利子は、利子所得。
債券の税金
利付債の場合:
利息は利子所得、償還差益は雑所得、売却益は非課税。
割引債の場合:
利息はなし、償還差益は雑所得、売却益は非課税。
株式の税金
上場株式などの配当金の場合:
配当所得(総合課税の対象だが、申告分離課税を選択することもできる)
売却益(譲渡益)の場合:
譲渡所得(申告分離課税)
※NISA(ニーサ)という少額投資非課税制度(年間100万円まで)もある。
投資信託の税金
個別元本方式の場合:
- 普通分配金は所得税、元本払戻金は非課税。
株式投資信託の場合:
- 収益分配金:普通分配金は配当所得として総合課税※1(または申告分離課税)、元本払戻金は非課税。
- 売却益、償還差益、解約差益:換金時の損益は、譲渡所得として申告分離課税。
※1 総合課税の選択した場合は、配当控除を受けられる。
公社債投資信託の場合:
- 収益分配金、償還差益、解約差益は利子所得として源泉分離課税。
※利子所得 & 配当所得 & 譲渡所得:20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)の源泉分離課税となる。